4月12日、タイ王国のピパット労働大臣が、IPMが監理を行う技能実習生が所属する東日本旅客鉄道株式会社様の大宮総合車両センターを視察しました。

　この視察ではピパット労働大臣のほか、在東京タイ王国大使館労働担当官事務所サドゥディー公使参事官など労働省と大使館のご関係者、さらにIPMから理事長の池田以下4人が来訪しました。また、東日本旅客鉄道株式会社様からは雨宮常務執行役員を含む本社・大宮総合車両センターの関係社員の皆様が参加されました。

　一同は挨拶を終えると、実際の実習を行う作業場として、鉄道車両のうち台車のメンテンナンスを行う検修場を訪問し、機械や器具を用いて台車の分解・洗浄・メンテンナンス等を行う現場を実地にて確認しました。その他、講義に使われる施設も訪問し、安全に関する教育を日本語で行う様子を見学しました。ピパット労働大臣は講義を受ける実習生たちに「見本となる人材になれるよう意識して行動して欲しい。タイの代表として優秀な点をアピールして欲しい」と激励の言葉をかけ、視察は無事に終了しました。